最初、低学年用にいいかなと思って読み始めたら、迷いだした。
まだ教員意識があるのかな、と正直に思う。
「はやくはやくっていいわないで」
「どうしてできないのってきかないで」
「ひっぱらないで」
という声に、少し耳の痛い自分を感じるのである。
読み聞かせで、知らない子どもたちを前に無責任?に、語りかけていいものか。
もちろん、今の世の中、当然のことだとは思う。
なんせ、この絵本は産経児童出版文化賞に輝いてもいるらしい。
しかし、読まれたら、センセイガタ、 ニガワライカナ…という気持ちも過ったりして…
だから、これは思い切って…
【大人向けにいいでしょう】