ひゅるりとかぜがふくおかで
「げつようび」から「にちようび」まで、いろいろな生き物が登場する。
それらが、捕食者となりそれぞれをつかまえ、食する世界を、たんたんと描く。
いわゆる食物連鎖ということになろうが、その展開を、全編七五調のリズムで文章化しているところが個性的である。
「にちようび」の次は「10ねんたった げつようび」で締めくくられる。
しかし、この中ではやはり人間だけが異色と言えると今さらながら思う。
死んで土に還るか…。
【小学校低学年から高学年までがおススメかな】