えほんひらけば

手にとった絵本を自分なりに紹介していきます。

ひゅるりとかぜがふくおかで

f:id:spring254:20200104170934j:plain

『ひゅるりとかぜがふくおかで』 (accototo ふくだとしお+あきこ)幻冬舎2008.5

 

「げつようび」から「にちようび」まで、いろいろな生き物が登場する。

 

それらが、捕食者となりそれぞれをつかまえ、食する世界を、たんたんと描く。

 

いわゆる食物連鎖ということになろうが、その展開を、全編七五調のリズムで文章化しているところが個性的である。

 

「にちようび」の次は「10ねんたった げつようび」で締めくくられる。

 

しかし、この中ではやはり人間だけが異色と言えると今さらながら思う。

死んで土に還るか…。

 

 

【小学校低学年から高学年までがおススメかな】