えほんひらけば

手にとった絵本を自分なりに紹介していきます。

はやくおきてよ サンタさん

f:id:spring254:20191219163923j:plain

『はやくおきてよ サンタさん』 (マーカス・フィスター作 那須田淳・訳) 講談社 1998.10

今月はクリスマス近くに、低学年への読み聞かせが予定されているので、何か一つ時季的な絵本を選ぼうと考えていた。

 

少し探してみて、これが面白いと思った。

 

愛すべきキャラクターとしてサンタが描かれる。

つまり寝坊しているし、くつしたはどこに置いたか忘れるし、ソリはサビているし、トナカイに食べさせるのも遅れるし…。

 

さらには雪がどんどん降ってきて大変になって…。

と展開していくのだが、実は…。

 

 

今の子どもたちがサンタクロースの存在に対して、どんな思いを抱いているのかさだかではない。

しかし、このお話のサンタに対しては、笑顔を浮かべて共感してくれるのではないかと思う。

 

 

【年長児から小学校低学年でしょう】