えほんひらけば

手にとった絵本を自分なりに紹介していきます。

そのつもり

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『そのつもり』荒井良二・作(講談社) 1997.12

 

この絵本は、ある実践者のお薦め本だった。

 

そのつ森」という名前の森の中で、毎日話し合っている動物たち。

自分たちのアイデアを発表して

「いいねえ、それ」と言い合い、そのつもりになる。

 

ある日、リスが小さい声で言った提案に対しては

そのつもりになかなかなれなくて、ワイワイガヤガヤ

そこへ大きなウシがやってきて…

 

というあらすじなのだが、

もし、読み手が学級担任の教師だったら

必ず、最後に子どもたちに問いかけてみたくなるだろう

と思わせられる結びである。

 

どの学校であったか、一回読んだような気がする。

 

改めて、近いうちに取り上げてみたい一冊だ。

 

【年長児から小学校中学年までが適当かな】