えほんひらけば

手にとった絵本を自分なりに紹介していきます。

森のいのち

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『森のいのち』(小寺卓矢 アリス館) 2006.5

 

絵本ではなく写真集。

しかし、添えられたことばは、ぜんぶひらがなであり

平易でありながら、深い。

 

「いくつもの いのちが

もりという

おおきな いのちを つないでゆく。」

 

 

阿寒や東大雪の森で撮られた、様々な「いのち」の姿をじっくり味わいたい。

 

表紙に見られるように、そのきらめきは読む人を惹きつけずにいられない。

 

自然への眼差しという点で大きな刺激をうけた一冊だった。

 

 【小学校中学年から大人まで】